「太陽の塔」が登場する映画を探してみた!
建造以来、圧倒的な存在感で岡本太郎の名を知らしめた「太陽の塔」ですが、「太陽の塔」って映画にどれくらい登場しているのかな?と思ったので調べることにしました。
これまで見た映画で登場していることを知っている作品もあります。
後で詳しく紹介しますが、「20世紀少年」や「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」などは作中に登場していました。
これ以外におそらく、万博当時の1970年頃の映画には登場しているのでは?という推測を元に調べてみました。
Contents
ストーリー映画
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲
2001年
監督・脚本 原恵一
キャスト
野原しんのすけ:矢島 晶子
野原みさえ:ならはし みき
野原ひろし:藤原 啓治
野原ひまわり:こおろぎ さとみ
風間くん、シロ:真柴 摩利
ネネちゃん:林 玉緒
マサオくん:一龍斎 貞友
ボーちゃん:佐藤 智恵
園長先生:納谷 六朗
この映画、あの「クレヨンしんちゃん」なのに泣けるという作品です。
太陽の塔はオープニングから登場!
しかも万国博覧会がそのものが舞台…と思いきや、万博会場に怪獣が襲ってきてひろしが巨大化して怪獣と戦う…という設定の特撮ビデオを撮影している。
…というシーンなんですね。
全体的なストーリーとしては…
昔のテレビや生活を再現した「20世紀博」に夢中で仕事をしなくなる大人たち。それは大人が昔を懐かしむ気持ちを利用して未来の時間を奪う「オトナ帝国化計画」だった。
ってな感じです。(映画評論記事じゃないのでものすごくざっくりです)
20世紀少年
2008~2009年
監督 堤幸彦
キャスト
ケンヂ :唐沢 寿明
オッチョ:豊川 悦司
ユキジ:常盤 貴子
カンナ:平 愛梨
ヨシツネ:香川 照之
マルオ:石塚 英彦
フクベエ:佐々木 蔵之介
浦沢直樹のマンガ「20世紀少年」を映画化した作品で、第1章「終わりの始まり」、第2章「最後の希望」、最終章「ぼくらの旗」の3部構成。
映画の中で、1970年に開かれた大阪万博にそっくりそのままの万博が2015年に開催され、その万博のシンボルとして太陽の塔をモチーフにして建てられた「ともだちの塔」として登場します。
「ともだち」というのは、世界の救世主として崇拝される覆面の教祖です。
映画内での「ともだちの塔」はCGで描かれているとのことですが、実は映画の完成イベントとして、万博記念公園の本物の「太陽の塔」を1日だけ「ともだちの塔」にしちゃったらしいです。
それに掛かった費用がなんと8,000万円!
詳しく掲載されている記事があったので貼っておきます。
映画のあらすじとしては…
コンビニを経営するさえない主人公が、子どもの頃からの仲間たちと地球滅亡計画を阻止しようと立ち上がるSFサスペンス。。って感じです。
原作漫画も読んだことあるのですが、最初はグイグイ引き込まれます。
最初はねw
家族
1970年
監督・脚本 山田洋次
キャスト
風見 民子:倍賞 千恵子
風見 精一:井川 比佐志
風見 源蔵:笠 智衆
風見 剛:木下 剛志
風見 早苗:瀬尾 千亜紀
「男はつらいよ」シリーズでおなじみの山田洋次監督の1970年、万博の年に製作された映画です。
キャスティングも「男はつらいよ」に登場する倍賞 千恵子さん、笠 智衆さんが出演されていますね。(ちなみに渥美 清さんも出演されてますw)
映画のあらすじとしては、一家で長崎県の島から、北海道へ移住することとなり、電車を乗り継いで引っ越しをするというロードムービーです。
最終的には長旅を共にした「家族」のうち2名が亡くなるという悲しくもある物語なのですが…
「太陽の塔」の登場シーンは、長崎から東京へ向かう途中で万博に立ち寄るので、その時に正面の「太陽の顔」がどアップで映し出されます。
ガメラ対大魔獣ジャイガー
1970年
監督 湯浅憲明
キャスト
北山弘:高桑 勉
トミー:ケリー・バリス
スーザン:キャサリン・マーフィ
沢田圭介(万博広報部員):炎 三四郎
ウィリアム博士:フランツ・グルーベル
鈴木博士(国立科学研究所所長):夏木 章
松井博士(海洋研究所所長):北城 寿太郎
なんと特撮にも「太陽の塔は」登場していたんですね!
どうやら万博建設中に撮影を行ったようで、貴重な建設中の映像が見られます。
まさか怪獣に破壊されるのか?とも思ったのですが、壊れると縁起が悪いからという配慮なのか、壊されなかったようですw
てゆーか、これくらいの年代になってくると私が知っている俳優さんが全然いなくて。
他の出演者を見てても知っているのは大村崑さん、平泉成さんくらいでした。
ドキュメント映画
公式長編記録映画 日本万国博
1971年
監督 谷口千吉
記録映画なので、一般的な物語仕立てではないのですが。。
ズバリ’70 EXPOの映画なので当然のことながら、「太陽の塔」が登場します。
映画の内容は、開会式から閉会式から始まり、各パビリオンの様子や展示物、各国の舞踊やダンス、そして宇宙コーナーの「月の石」、日本館では万博のテーマ“人類の進歩と調和”を来場者に問いかけます。
万博会場の様子を季節の移ろいとともに映し出し、閉会式までの全スケジュールを追った内容となっています。
太陽の塔
2018年
監督 関根光才
出演者
赤坂 憲雄
安藤 礼二
糸井 重里
植田 昌吾
この映画、まだ見たことないので、Amazonのあらすじから引用させてもらいます。
1970年、高度経済成長に沸く日本で、「人類の進歩と調和」というテーマで開かれた大阪万博。そこでひときわ異彩を放っていたのが、前衛芸術家・岡本太郎が制作した太陽の塔である。太陽の塔が今なお人々を魅了しているのはなぜなのか。なぜ、太陽の塔だけがのこったのか。その謎に迫っていく。
AmazonPrimeより引用
といった感じで、万博当時太陽の塔の制作に関わった関係者や太郎さんの研究をされている学芸員の方、学者、批評家、アーティストなど29名の方に取材、インタビューを行っているドキュメント映画となっています。
公式サイトで予告編が見れるのですが、作中のシーンなのでしょうか?
街中にドデーンと現物よりもさらに巨大な太陽の塔があったり、荒れた平原にポツンと太陽の塔が建っているシーンなどありますが…CG?レプリカ?どうやって撮影したのかは分かりませんが、すごいインパクトです。
公式サイトがあるようなので、リンク付けておきます。
「太陽の塔」が登場している映画 まとめ
いかがでしたでしょうか?
ざっと探してみて6作品。もう少しありそうな気もしますね…
この他にも太郎さんの作品が登場している映画、探したらありそうな気がします!
またの機会に探してみたいと思います。
それではまた!
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