椎名鱗三文学碑「言葉のいのちは愛である」

椎名鱗三文学碑「言葉のいのちは愛である」

姫路市の書写出身の小説家・椎名鱗三の記念碑に生前に親交があったという岡本太郎氏が書いた書が彫られている。

石碑の裏側には以下のように記されている

椎名鱗三

一九一一年母の里書写に生れ 名作深夜の酒宴 により戦後文学の代表者となる
のちキリスト教に入信し 自由の彼方で 美しい女 をはじめ多くの秀作を世に問うた
姫山物語 上演にかたむけた郷土愛は いまも姫路市民の感動を呼ぶ
一九七三年没

碑面の書は親交のあった岡本太郎氏による

造形
小野田 實

一九八〇年五月
椎名鱗三文学碑建設委員会

「言葉のいのちは愛である」 は椎名鱗三氏が晩年信条としていた言葉とのこと。

作品データ

所在地 〒671-2201
兵庫県姫路市書写2968
製作年度 1980年
作品サイズ 不明
作品の種類